・砂漠とエーテルの夢を見た。友人へのプレゼントを選んだ。手紙を書いた。サーモンのお寿司を食べたら気持ち悪くなっちゃった。大好きなのに。再び空になった胃に恐々バニラアイスを入れた。
・おいしいの幅と同じくらいに悲しいの幅が広い
・普通じゃないあなたの普通なところを垣間見るとき本当に嬉しくなる。ここでのあなたは二人称複数のyouとして読んでください。あなたの不可侵な領域を私からも誰からも守りたいと思う。いつか、普通じゃないあなたの普通なところに驚かないくらい私があなたに／あなたが私に馴染んだら、とも考えるけれど、そんな仮定はナンセンスだろう。どこまでも私があなたでないことに安心してたりもする。
・祈り。居残り。煮凝り。茶化さないと、笑わないと、あまりに切実すぎるから、マスクの下で笑ったり唇噛んだりしている。発声しない祈りをいくつか持っている。
